オカベマサノリ 古代ビーズアクセサリー
オカベマサノリ古代ビーズアクセサリー
オカベが作る「古代ビーズ・アクセサリー」、
それは西アジアから中東にかけて出土された、インダスやメソポタミアなどの古代文明の時代や、
古代ローマやペルシャなど、およそ1000年以上前に作られたガラスや石、金属のビーズです。
深いブルーのガラスや淡い緑、また様々な色のモザイクのガラス、
メノウなどの石や、ブロンズや金・銀などの金属。
素材は様々ですが、穴が開いていて身に付けるものは「ビーズ」と言われ、
その語源は「祈り・祈る人」などと言われます。
機械もない時代に、長い時間と手間をかけ、色や模様で意味を持たせ、
あるものは邪を払い、身を守ってくれるお守りとして、
またはその人の身分を表わすものとして、
その国の重要な工芸品だったようです。
そのほとんどが割れたり欠けたりした中で、きれいにビーズとして残っていること。、
土から出てきたものは自然に、人から人へと伝わったものは人に、
長い時を大切に愛された続けたひと粒には
キラキラと銀化した美しさや、今のものにはない美しい存在感が伝わってきます。
そんなビーズは、いつも一緒に身に付けていられるようにと、
化学繊維(自然素材がいいのですが、残念ながら切れます)を細く裂いて、撚って(よって)、
三つ編みに編んだ紐に通して、小さな金のビーズが寄り添い、
古い珠を引き立たせてくるようと仕立てます。
このようにして選ばれたビーズは、その人のしるしになるようなアクセサリーになります。
小さな一粒の装い、華やかではないけれども、凛としたさわやかな装いです。
2016-09-25 | Posted in オカベマサノリ 古代ビーズアクセサリー | No Comments »